南紀勝浦温泉は磯の湯と赤島温泉と2つの異なる温泉に代表されていた。磯の湯の開湯は弘化以前と云われ、赤島温泉は開湯年代は不明だが、現在では両方とも南紀勝浦温泉と呼ばれている。また「紀州・湯のくに」と云われるくらい那智勝浦町には175本もの多種多様な源泉が存在し、各の旅館がそれぞれの源泉を保有している。大正時代には、紀州徳川家15代当主である徳川頼倫が訪れ、洞窟の温泉に入浴した際に、帰るのを忘れるほどであると賞賛した。その時入浴した洞窟風呂は、現在の忘帰洞であり命名の理由は賞賛の言葉に因るものであった。急速に発展したのは1950年(昭和25年)の吉野熊野国立公園指定後である。知名度アップに伴い観光客が増加、昭和30年代には新婚旅行のメッカにとなり大いに繁栄した。温泉の泉質は含食塩硫化水素泉単純硫黄泉含食塩硫黄泉含硫黄-ナトリウム・カルシウム-塩化物泉。源泉温度は18℃で茶褐色の源泉。
南紀勝浦温泉の宿一覧
33.625422, 135.950966










