約970年前、花山天皇が熊野詣巡礼の際に、開基した古刹有久寺に湧く有久寺温泉。また平将国が温泉を発見した説も伝えられ、310年前に由井正雪が入湯したとも云われる。有久寺温泉は山あいの秘湯で赤羽川支流の渓谷に抱かれ、鬱蒼とした竹林や杉林に囲まれた温泉である。元湯は名前の由来となった真言宗の古刹、有久寺薬師堂の岩屋から自然湧出する冷泉だが、ラジウム含有率日本一を誇る。浴用はもちろん飲用効能も高く、温泉水の持ち帰りも可能。万病に効能がある、鎌倉時代から多くの人びとが入湯し病気が治ったとの記録が残る神秘的な温泉。北に紀伊山地がせまり、深々とした木立に囲まれた静寂の地で世界遺産に指定された紀伊山地の霊場と参詣道を構成する参詣道のひとつ熊野古道の玄関口としても知られている。温泉の泉質は硫化水素泉。温泉の効能は糖尿病、神経痛、胃腸病など。源泉温度は24℃(浴用は加熱)。
34.231195, 136.312094









