北上川と和賀川の合流点に位置する夏油温泉(げとう)。その歴史は古く850年以上前に遡り、標高700mに広がる陸奥の秘湯。開湯伝説では、平家の落人の末裔・高橋四郎左衛門が巨大な白猿と戦い、その翌年に白猿が気になり山中深く入った時に、その白猿が温泉で傷を癒していたのを発見した。それが夏油温泉の始まりと云われ、夏油渓谷のいたる所から温泉が噴出しており、源泉ごとに泉質が異なる効能豊かな名湯。また夏油の語源は様々で、アイヌ語のグット・オ(崖のあるところ)からの説と、夏の日差しに湯が油のようにユラユラ揺れて見えたと云う説があり、その由来は神秘に包まれる。かつて温泉街の天然洞窟内に温泉が湧き出た洞窟風呂が存在した。温泉の泉質は硫酸塩泉ほか。温泉の効能は神経痛、筋肉痛、関節痛、胃腸病、冷え性、痔疾、婦人病、動脈硬化など。
39.21173, 140.885997









