古くから猟師(またぎ)や地元住人に、効能あらたかな温泉として語り次がれてきた小安峡温泉。秋田、岩手、宮城、山形4県の県境にほど近い栗駒山の麓に位置し、安峡谷を見下ろす山麓のいで湯で開湯は江戸初期まで遡る。秋田藩の番所が置かれ、藩主佐竹公も湯浴びしたり、銀山役人や地元の湯治客に利用されていた。現在は、小安峡大噴湯や4つの源泉から異なった2種類の温泉が噴出し、時おり黒い細かい湯の花が混じるが無色透明である。現在は、皆瀬川の渓流に15軒ほどの宿泊施設が点在する。温泉の泉質はナトリウム-塩化物・硫酸塩泉、アルカリ性単純温泉。温泉の効能は皮膚病、外傷、やけど、神経痛、リウマチ、婦人病など。飲用は糖尿病、胆石、慢性消火器病など。泉温は95度以上。小安峡大噴湯は約8kmにおよぶ渓谷が続き、上流では熱気と蒸気を激しく噴き上げ、1時間に約10トンもの湯が噴き上がる様は荒ましい。
小安峡温泉の宿一覧
39.006584,140.663599









