肘折温泉は今から約1200ほど前の大同2年(807年)の平城天皇の時代に発見されたと伝えられる。その後、第100代後小松天皇時代の明徳2年(1391年)に、初めて温泉場として開業した。また発見にまつわる伝説も興味深く、その昔、豊後の国(大分県)からきた、源翁がこの地を訪れた際、老僧より肘を折った際に治療した温泉を教えられた、という開湯伝説が残る。この老僧こそが地蔵権現であり、かつて肘を折って苦しんでいたときに、この湯につかったところたちまち傷が治ったと語り、世上に湯の効能を伝えるべく翁にいい渡したとされている。以後、近郷の農山村の人々が農作業の疲れを癒す温泉場として、また骨折や傷に有効な湯治場として賑わった。温泉の泉質はナトリウム塩化物泉・炭酸水素塩泉。温泉の効能は胃腸病、皮膚病、リウマチ、神経痛、外傷など。
38.609049,140.167029









