宝暦年間(1751年)の頃から湯治場として知られていた中ノ沢温泉。安達太良山中腹の標高750mの所に源泉が湧出し、明治18年(1885年)には地元住人の協力で引湯され現在の温泉街が形成された。また約6km引き湯される間にガスが抜かれたり、湯もみされたり、温泉街まで流れてくる間に湯加減が良い具合にになり別名・塩抜きの湯と呼ばれている。また中ノ沢温泉の源泉である沼尻元湯は江戸時代中期に発見されたと伝えられている。温泉の泉質は酸性硫黄泉。温泉の効能は胃腸病、リウマチ、やけど、皮膚病、婦人病、創傷など。大正2年(1913年)には沼尻鉱山から硫黄を運ぶ目的で川桁〜沼尻間の15.6kmに日本硫黄沼尻鉄道(軽便鉄道)が開通。軽便鉄道は「汽車の窓からハンケチ振れば……」でお馴染みの「高原列車はゆく」のモデルとなり、映画にも登場して中ノ沢温泉も賑わった。鉄道はその後、鉱山の廃鉱などで昭和43年(1968年)に廃止された。
中ノ沢温泉の宿一覧
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