兵庫県の東部中央、中国山脈の東端にあたる丹波高原に開けた春日町に湧出する国領温泉。丹波の山並みを背に竹田川両岸の田園が前面に開け、静かな環境を誇る。開湯伝説は古く、江戸後期に刊行された丹波志に、国領長谷に霊泉あり諸病効験あらたかと記されいる。また、徳川三代将軍・家光の乳母として大奥で絶大な権力を振るった春日局(幼名・お福)の生まれ故郷としても有名。温泉場が新築された大正4年(1915年)以降には、その効能が評判となり、数10軒の湯宿が立ち並び温泉街は多くの湯治客で賑わいをみせた。効能の高さは定評あり、古くから山の神湯とも呼ばれていた。湯は多量の炭酸水カルシウムを含み、空気に触れると赤みがかった色に変色し、湯に浸かると細かい気泡が肌に纏わりつき、炭酸泉ならではの心地良さを堪能できる。温泉の泉質は単純二酸化炭素泉。温泉の効能は神経痛、筋肉痛、関節痛、打ち身、くじき、慢性消化器病、痔疾、冷え性、高血圧、動脈硬化、切り傷、火傷など。
35.137371,135.12716









