雨乞いの山として名高い夫神岳の中腹海抜670mに佇む沓掛温泉。かつて信州には著名な温泉が数多いが、沓掛温泉ほど四季とりどりの美しさに恵まれた処は無いと田山花袋に讃えられた。開湯は古く平安時代に遡る。国司として信濃に赴任していた滋野親王が目を患い入湯したところ治ったので、薬師堂を建てて温泉守護神を崇したと伝えられる。また、滋野親王の故郷である京都の小倉山に沓掛温泉の裏山が似ていることから、小倉乃湯と名づけたと伝えられる。かつては多くの旅館が立ち並び、江戸時代はかなり賑わったと伝えられるが現在は衰退している。湯は弱いスベスベ感のある無色透明湯で、古くから美人の湯とされ、効能の高さから湯治客が絶えなかった。昭和45年(1970年)に厚生省告示第60号により、田沢温泉とともに国民保養温泉地に指定された。温泉の泉質はアルカリ性単純温泉。温泉の効能は神経痛、筋肉痛、関節痛、五十肩、運動麻痺、打身、くじき、慢性消化器病、冷え性、病後回復期など。
沓掛温泉の宿一覧
36.349334,138.113364









