岩手県中西部、花巻市の豊沢川渓谷に臨み、花巻温泉郷の一つに数えられる一軒宿の鉛温泉。その歴史は古く、温泉宿主の藤井家の遠祖が高倉山麓でキコリをしている時、岩窟から出てきた一匹の白猿が、カツラの木の根元から湧き出す泉で手足の傷を癒しているのを見た。これが温泉の湧出であることを知り、一族が天然風呂として用いるようになった。そのため白猿の湯(俗名桂の湯)と呼ばれるようになった。戦前までは共同浴場の白猿の湯を中心に4軒の宿があったが、昭和15年(1940年)の大火を機に4軒が共同出資して、藤三旅館1軒に統合した。昭和16年(1941年)に完成した総ケヤキ造り3階建が完成。温泉の泉質はアルカリ性単純温泉。温泉の効能は神経痛、リウマチ、胃腸病、筋肉痛、関節痛、皮膚病、神経疾患、糖尿病、肥満、循環器疾患など。
鉛温泉の宿一覧
39.46555,140.991746









