岩手県花巻市の豊沢川沿いに松倉温泉、志戸平温泉、渡り温泉、大沢温泉、山の神温泉、高倉山温泉、鉛温泉、新鉛温泉と続き、花巻南温泉峡のほぼ中央に位置する大沢温泉。その歴史は古く約1200年程前の延暦年間(782年?805年)に、征夷大将軍の坂上田村麻呂が東征の際、蝦夷軍の毒矢に負傷したが、大沢の湯に入浴してほどなく傷が癒えたという伝説がある。また南部藩主第40代の利剛公は、慶応3年(1867年)に大沢温泉に湯治した折り、家臣と共に和歌などを詠み、その風光の素晴らしさを愛でた。宮沢賢治、高村光太郎らの文人墨客もよく利用した。宮沢賢治は農学校の教員時代に生徒を連れて訪れたこともあった。高村光太郎はこの温泉を本当の温泉の味がすると評した大沢温泉には、現代的な山水閣、茅葺き屋根が美しい菊水館、そして自炊部の3つの宿泊施設がある。温泉の泉質はアルカリ性単純温泉。温泉の効能は神経痛、筋肉痛、関節痛、うちみ、くじき、慢性消化器病、痔疾など。
大沢温泉の宿一覧
39.435762,141.016002









