金沢市の郊外、三方を山に囲まれたどん詰まりのような地形のところに位置する湯涌温泉。開湯は古く養老2年(718年)に、湯煙りが立ち込めている所で白鷺が羽を休めているのを、紙漉き職人が発見したのが始まりと伝えられている。また江戸時代には加賀百万石、前田の殿様の湯治場として栄えた。大正6年(1917年)には、竹久夢二が愛人の彦乃と2週間あまり逗留し、「湯涌なる山ふところの小春日に 眼閉じ死なむときみのいふなり」と詠っている。湯は無色透明の滑らかで、大正初のドイツで開かれた万国鉱泉博覧会に日本の名泉として出展。薄絹が肌に絡み付くような感じの無色透明。現在は金沢の奥座敷として親しまれ、湯ノ川の河畔に10軒の宿が点在している。温泉の泉質はナトリウム・カルシウム-塩化物-硫酸塩泉。泉温は40度。効能は胃腸病、火傷、神経痛、リューマチなど。
湯涌温泉の宿一覧
36.486885,136.756854









